こんにちは
管理人のなおちんです。
私は某自動車保険会社の初期対応班で仕事をしています。
事故や故障の対応をする際に、契約者の契約情報を確認するのですが、中には『？』と思う契約をしている人も少なくありません。
契約者の中には中古車を購入して保険契約をしている方もいますが、時々かなり年式の古い車に車両保険をつけている人がいます。
個人的に「この保険金額では保険料がもったいないな…」と思う契約もあります。
今回は
・中古車に車両保険はつけるべきか？
の疑問に私の主観をふまえてご紹介します。
目次
中古車に車両保険を付けた方がいい場合
中古車でも価格はピンキリですね。
もちろん高級車や年式の新しい中古車など高額な中古車であれば迷わず車両保険はつけるべきです。
他にも中古車で車両保険を付けた方がいい方は
- 仕事で車をよく使う人
- 遠出をする機会が多い人
上記の方は事故の可能性が高いので、中古車でも車両保険を付けた方がいいかもしれません。
結構微妙なのが”価格が中途半端な中古車”ではないでしょうか？
例えば”車両価格３０万円の中古車”の場合、車両保険をつけるかどうか判断に悩むと思います。
あなたならどうしますか？
中古車に車両保険を付けない方がいい場合
購入した時の中古車の価格が低い場合は基本的に車両保険は付けなくてもいいのではないでしょうか。
もちろん前述したように、よく車を使う機会が多い人はじっくり検討する必要がありますが、セカンドカーや買い物程度しか使わないようであれば、無理に車両保険をつける必要性は低いと考えています。
安い中古車の場合、車両保険をつけても保険金額が低いので、事故で損害を受けた場合、即廃車の可能性が高くなり、全損になると保険金額の支払いで完了する事になります。
車両保険の保険金額については車両保険って必要？車両保険をつけるつけないの判断基準を徹底解説！を参考にしてください。
中古車に車両保険をつけなくてもいい場合
- セカンドカーとして安い中古車を探している。
- 車の利用頻度が低い。
- 近場だけの利用。
- 長く乗るつもりがない。（＝乗り捨てるつもり）
このように考えている人は車両保険はあまり必要ではないかもしれません。
乗り捨てるのであれば中古車に車両保険はいらない（と思う）
車両保険をつけるかどうかは任意で決められます。
また、車両保険をつけるだけで保険料は大きく変わるので、車両保険をつけるかの判断は高額な中古車以外はじっくり考えた方がいいでしょう。
また、もともと乗り捨てるつもりで、「次の車のつなぎ」というのであれば車両保険は無理につけなくてもいいのではないでしょうか。
安い中古車でも車両保険をつけた方が安心するのであればつけるに越したことはありませんが、その場合は出来るだけ保険料の安いところを選ぶというのも一つの方法です。
保険料を安くする方法については自動車保険はどこがいいかを考える前に【保険料見直しの順番とポイント】を参考にしていただければ幸いです。
「どれくらい乗り続けるのか」
「万が一の事故の時はどうするのか（修理するのか廃車にするのか）」
をしっかり考えて車両保険をつけるか考えるべきです。
