こんにちは
管理人のなおちんです。
自動車保険はどこがいいのかを調べる時の基準はなんですか?
保険料の安さでしょうか?
サービスでしょうか?
また保険会社はどうやって決めていますか?
CMなどで気になった自動車保険会社一択で決めてますか?
数社の見積もりを比較して決めていますか?
自動車保険は一社だけで見直すのは厳禁ですし安さだけで決めるのもNG。
あなたの自動車の利用環境に合わせて最適なプランを組み、その中で最も安い保険会社で契約するのが理想的です。
今回は
・自動車保険のプランを見直すポイント。
・一括見積もりがおすすめな理由
についてご紹介します。
年間の保険料が安いとそれだけお得に感じるかもしれませんが、安さだけを追求するプランだと、使い勝手が悪いという事にもなりかねません。
まずはあなたの車種や利用環境を確認して最適なプランを見つけるのがベストです。
「そんなこと言われても、どこを見直せばいいのかわからない」
「保険に詳しくないからさっぱりわからない」
といった保険に詳しくない人でも見直の時にチェックしてほしいポイントをいくつかご紹介します。
このポイントは私が日々事故の対応をしている契約者でときどきみつける
『あれ?この人にこの契約内容は違うんじゃね?』
と思う部分ですので参考にしてみてください。
目次
自動車保険は安けりゃいいってもんじゃありません。利用状況、家族構成で最適な契約があります。
自動車保険はあなたの車の利用状況や家族構成でプランを考えるのがベストです。
安さだけを追求していると場合によっては大損することもありますので注意してください。
自動車保険は安ければいいというものではないことをまずは理解しておきましょう。
ここでは実際の契約で私が『バランス悪いなぁ』『この契約無駄じゃね?』と思うポイントについて実例付きで3つ説明ご紹介します。
1、車両保険
車には”時価額”というものがあります。
簡単に説明すると「現在の車両の値段」で、車の型式や年式で決められます。
車両保険の支払額の上限は時価額(契約更新のたびに下がっていきます)までなので、修理費用が支払額の上限を超えた場合は”全損”扱いになって、基本的に修理はしないで時価額の上限を保険で支払います。
これを知らないで古い車に車両保険を付け続けている場合が実は結構あるんです。
【実際にいた残念な人:その1】
その人は30年前に購入した軽自動車にずっと車両保険を付けていましたが保険で支払える上限は10万円になっていました。
それを知らずに田んぼに落車してしまい、修理費用が50万超え。
『車両保険を使って直したい』と要望があったのですが、『保険料は10万円までしか支払えません。全損になっちゃうんです。』と伝えたところいきなり激怒。
『車両保険付けてるのに修理できないっていうのはどういうことだ!』と。
修理できないわけではないのですが、保険で支払えるのは10万円までで、残りは実費負担ということを説明しても納得できないと怒りがおさまらない状態だったので、次の日の担当者に丸投げしました。
この場合は車両保険だけを外す(解約する)だけでも保険料が安くなります。
契約を見直さなかった結果の典型的な例ですね。
2、年齢条件、限定条件
保険契約の際、年齢や限定条件を付けることで保険料は数%安くなります。
例えば30歳以上とか、家族限定とかですね。(年齢条件は保険会社によってさまざまです)
この条件も見直さないと無駄に高い保険料を払う事になりますので注意しましょうね。
【実際にいた残念な人:その2】
契約者は40代の男性。
奥さんがいますが免許を持っていないので車は運転しません。
娘さんもいるようですが、娘さんはすでに結婚しているので基本的に契約者の車は運転しない状況。
だったら本人限定、30歳以上限定にすれば保険料はもっと安くなるのに、年齢制限無し、限定無し。
誰でも乗れるという一番保険料が高い条件で現在も契約中。
家族構成や車の利用状況から
『プランの見直しをした方が絶対安くなるのに…。』
と思ったのですが、初期対応部署でプランの話をすると代理店がうるさい(その理由は別オの機会にw)のでここでは言えませんでした。
早く気づいてほしいものです…。
3、代車の特約
修理や故障で車が使えない時にレンタカーなどで対応する特約です。
代車の特約も代車の費用や利用日数などのプランを選べます。
代車の特約はマイカーのサイズに合わせて費用を選ぶのがいいですよ。
結構バランスの悪いプランで契約している人が次のような事態になったりします。
【実際にいた残念な人:その3】
契約者の車はセレナ。
代車の費用は日額5,000円のプラン。
GW初日に家族4人で静岡から実家の福島に帰省途中の故障。
セレナには荷物満載ですが、特約の5,000円で借りられるのはせいぜいコンパクトカーくらい。
この時点で詰みなんですが、追い討ちをかけるようにGW中なので代車がありません!
『いいからセレナと同じサイズの車を用意しろ!』
と契約者はムチャぶり。
『一応足が出た分は契約者負担ですからね』と念押しして、なんとか見つけたのがアルファード。
料金は保険の代車でも12,000円。
オーバーした7,000円は契約者の負担です。
GWは10日間くらいあったので、その間代車を使ったとすると70,000円は自己負担…!?
GW初日に思わぬ出費だったのでは…。
恐らく『代車の特約なんてめったに使わないから安いのでいいんじゃね?』と思っていたのでしょう。
自分の車に対して明らかに小さな代車になる5,000円のプランで契約しているといざという時にこうなります。
セレナクラスの代車に乗りたいなら最低でも7千円くらいのプランは必要ですし、そもそも
『遠出するなら点検ぐらいしておけよ』
と思ってしまう残念な一家でした。
【自動車保険見直しのポイント】
- 車両保険
- 年齢条件・限定条件
- 代車特約
無駄な契約は解約したり、条件を設定するだけでも保険料は安くなったりします。
また、今の利用状況に適していないプランで契約していることもありますので、まずは今の契約を一度見直しましょう。
自動車保険を安くしたいなら、今の契約を見直すのが先!自動車保険の比較はそのあとがベスト。
こうやって損保関係の仕事をしていて思うのは、自動車保険の契約内容って契約した時から変えてないって人が多いですね。
あなたの自動車保険の契約は大丈夫ですか?
自動車保険の見直しはあなたの車の利用環境や家族環境の変化のタイミングで見直すのが一番です。
今回紹介した残念な方々も『保険内容を変更しておけばこんなことにならなかったのに…』というような人ばかりです。
見直しは結構面倒かと思いますが、今回紹介したポイントだけでも保険料が安くなるかもしれませんので見直しをおすすめします。
契約内容を最適化してから自動車保険会社の比較をするのがいいですよ。
自動車保険の保険料を安くするには、
- 現在の契約を見直して最適化
- 自動車保険会社の比較見積もり
ズバリこの順番がベスト!
自動車保険の保険料を安くするもう一つの方法
現在のプランの見直しは保険料を安くさせるのに効果的な方法です。
現在のプランを見直して、さらに保険料を安くするには”ネット契約”がおすすめです。
ネット契約にすると代理店を経由しませんのでその分安くなりますので、「あともうひと押し」したい方はネット契約にするといいですね。
自動車保険はどこがいいのか悩んだら一括見積もりの利用がベスト
今の契約内容を見直して最適化したら、次は保険会社の比較でさらに安くしましょう。
他社と比較するにはそれぞれの自動車保険会社に無料見積もりの依頼をするわけですが、それぞれの保険会社に見積もりを依頼するのも面倒くさいので、そんな時には”一括見積もり”が超便利。
一括見積もりは一度今の契約情報を入力すれば、複数の保険会社の見積もりが同時にできるサービスです。
このサービスを使わない手はありません。
車検証と今の保険の契約プランの情報を手元に置いて、パソコンを10分もいじれば、気軽に複数社の見積もりが取れます。
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1回入力するだけで最大で17社の見積もりが一度にできますので選びたい放題!
代理店の人から余計なプランをおすすめされる事がないので、あなたの理想の契約で比較できます。
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もちろん無料なのでこれを使わない手はないですよ。
そして浮いたお金でドライブレコーダーをつけましょう(笑)